高齢化社会と認定看護師

高齢化社会を迎えるにあたり、看護のスペシャリストである認定看護師の存在は今後ますます大切になっていくと考えられています。
高齢者が増えると治療を必要とする人が増えるわけですが、一般的な「体の調子の悪さ」に加え、高齢者特有の病気つまり「認知症」をはじめとする介護を必要とするような患者も増えるということです。

介護は今後重要が増えていくことが考えられている看護分野のひとつであり、認知症のケアや訪問看護などの看護分野のスペシャリストとしての認定看護師は、今後ますます必要とされています。
緩和ケアや排泄ケア、摂食・嚥下障害看護といった分野も高齢者医療に必要な看護分野であるといえます。
もちろん、年齢が上がれば癌などの病気を患う人も増えるわけで、多くの認定看護師が高齢者と向き合うこととなるのです。

看護師として仕事を続け、キャリアアップを考える上で自分がどんな看護分野を主に頑張っていきたいのか、ということを考えることはとても大切なことです。
看護師の資格を活かした仕事は、病院以外にも多くあります。
特に女性にとって看護師の仕事を一生続けていくためには、その時々の生活スタイルに合わせて時に仕事場を変える必要もあるかもしれません。

一昔前までは看護師のキャリアアップといえば主任や看護師長といった病院内での昇進が主でしたが、最近は認定看護師や専門看護師といったスペシャリストとしてのキャリアを積むという道も開けてきています。
病院内での昇進を目指すのであれば、どうしてもフルタイムでの勤務が必要になってきます。しかし、結婚して子育てをしようとする看護師にとってそうした働き方は生活との両立という点で困難なことも多く、残念ながら離職してしまいキャリアを諦めてしまう看護師も多いのが現状です。

しかし、認定看護師の資格であれば、職場が変わってもそのキャリアを無駄にすることなく、働き方を変えながらキャリアアップを目指すこともできるのです。
特に、重要の多い介護分野に関するスペシャリストを目指せば、再就職の窓口は広く用意されています。
しかも、今後ますます需要が高まると考えられているのです。

もちろん、認定看護師の認定審査に合格するためには、実務経験も定められた課程の修了も試験にも合格しなければならず、決して楽な道ではありません。
5年ごとの更新手続きも必要ですし、その更新手続きをクリアするために日々努力が求められます。

しかし、看護のスペシャリストとしての自覚をもち、誇りをもって仕事を続けることは看護師という仕事を一生の仕事として続けようと思っている人にとってはとてもよいことです。

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